第三節
4/12
読書設定
目次
前へ
/
38ページ
次へ
鬱蒼と茂る森の手前、その一角にて獣達の一匹が何かに反応し、激しく吠えた。 「おぉ! "そこ"かぃ!?」 無駄に大きな声で応える男はその獣の頭を一撫でし、その森の一角へと足を進める。 森と平原の境界に立った男が銀色の篭手に包まれた手を伸ばす。 そして、その手に伝わる薄絹の感覚に口元を歪ませた。 「みぃつけた…」 にぃっと見せたその犬歯は、普通の人間には無い鋭さを持っていた。
/
38ページ
最初のコメントを投稿しよう!
4人が本棚に入れています
本棚に追加
広告非表示!エブリスタEXはこちら>>
前ページへ
次ページへ
スターで応援
4(あなた 0)
小さく
文字
15
大きく
狭く
行間
1.8
広く
白
黒
クリーム
ゴシック体
明朝体
まとめてページ表示
指定なし
5ページ表示
10ページ表示
15ページ表示
ページコメント表示
ページスタンプ表示
最後に読んだページを自動で保存
最初のコメントを投稿しよう!