ある日…

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「はぁ…」 私は教室のドアを開けた ガラッ 「…」 ザワッ みんながざわめいた 「何してたんだよ!」 「なんでいなかったん?」 「どーせ、 サボりだろ??」 「…」 教室にいるのが嫌だからサボったんに決まってんじゃん とか、 言ってもみんなには私の気持ちなんてわからないんだろうな… グイッと服を掴まれる 「何か答えろよ!!」 あぁ、 コイツ殴る気か… どーぞ殴ってくださいよ だってみんな…助けてくれる訳ないんだし、 殴られて心配する人なんていないし 「やめなよっ」 「!!?」 助けてくれる人…いたかも 「殴ったら騒ぎになるよ…」 「…ちっ」 まぁいいや とりあえず殴られなくて良かった… キーンコーンカーンコ――ン~ 教室に居ても居なくても、 悪口を言われる こんな辛い毎日なんか嫌だ
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