とんでもタイムスリップ!

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小学生から使っている学習机で頬杖をついてると、突然、引き出しがガタガタ震えた。 カカシ 「うん?」 引き出しが開くと、赤い髪が背中が隠れるほど伸びた少女が飛び出してきて、カカシの顎に見事なアッパーを決めた。 カカシ 「ぐべっ!」 謎の少女 「パンパカパーン!21世紀に到ちゃーーく!」 カカシ 「な、な、なんだお前は!?」 謎の少女 「貴方がカカジィ?若~い。でも、やっぱ若くてもイケメンじゃない。けっ」 カカシ 「誰が、イケメンじゃないって?大きなお世話だし、俺はカカジィじゃなくて、カ・カ・シだ!」 謎の少女 「だって、私のお祖父ちゃんだから…あ、これはタイムスリッパ法で言っちゃいけないんだった」 カカシ 「……」 謎の少女 「……、大丈夫、聞こえなかったみたい」 カカシ 「いや、まる聞こえだわ!タイムスリッパじゃなくて、タイムスリップだろ!そんなふざけた嘘ついてんじゃねーよ!つーか、こんな机の引き出しのどこに隠れてた?」 謎の少女 「……すみません、その下り長くなりそうなんで、すっ飛ばしてもらえます?」 カカシ 「いや、ここのくだりが重要なんじゃねーか?」 謎の少女 「はいはい、ほんじゃ、質問は簡潔にお願いしますね」
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