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マナミ
「何でニートになったの?もしかして、働くのがめんどくさくなったんじゃないでしょうね?」
カカシ
「痛い痛い、俺のハートも傷だらけなんだぞ。それに、小説家になるっていうちゃんとした夢があんだよ」
マナミ
「……昔から、そうだったわよね。めんどくさくなったら、すぐ逃げてさ。いっつも口だけ」
マナミ
「俺だって、頑張ってるんだよ…、多分」
カカシに平手打ちするマナミ。
カカシ
「……」
マナミ
「何か言いなさいよ!女にビンタされて、何も言い返さないわけ?それって、自分が頑張ってないこと認めてるのと同じだよ!」
カカシ
「お前さ、誰に怒ってんの?八つ当たりだろ?顔見たら分かるよ」
マナミ
「バカ!あんたに私の何が分かるの?私はね、ちゃんと小説家になる夢を叶える為に、少しでも近づくために、万陀羅出版に就職したの!私は頑張ってんの!」
カカシ
「いや、なんで好きなことしてるのに、楽しそうじゃねえのかなって思ったから。だってさ、お前、好きなもん書いてる時、幸せそうに笑ってたから。だからさ……」
マナミ
「分かったよーな、口効かないで!ニートのくせにっ。私はあんたの百万倍、頑張ってるの。頑張ってないカカシには言われたくない」
カカシ
「悪りぃ」
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