1話

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1日前 俺はいつものように2時過ぎまでネトゲをしていた。 眠くなってきたから、寝室に向かおうと思って立ち上がったんだ すると ピーンポーン 俺んとこの呼び鈴がなったんだよ こんな時間に配達員が来るワケが無いだろ? 怪しいと思って外に出なかったんだ それから、2、3分経って呼び鈴も鳴らなかったし、 やっぱり誰かのイタズラだったんだと思って 寝室に向かおうとしたんだ そしたら急に ピーンポーンピーンポーンピンポンピンポンピンポンピンポンピーンポーンピンポンピーンポーンピンポンピーンポーンピンポンピーンポーンピンポンピンポンピンポンピンポンピンポンピンポンピンポンピンポンピンポンピンポン 呼び鈴を連打された。 内心勘弁してくれよって思った 俺んとこのアパートはそこまで防音出来ないから、 そんな大きい音出されたら隣の人にどやされる。 だからムカついた俺は勢いよくドアを開け放った ドアの前にいるヤツなんか知るかよ 自業自得だろ だが、 俺が期待していたゴンッとかドゴッと言う鈍い音なんてしなかった だってドアの前に誰もいなかったから 「嘘だろ・・・」 思わずそんな言葉が口から出ちまった
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