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伊藤龍之介 SIDE
「あんたは、いつまで保健室にいるの?」
春から夏に季節も変わろうとしていた頃の3時間目の休み時間。
いつも通り何のためらいもなしに俺は、堂々とベッドを貸切状態にして寝る。
「ちょっとー、人の話聞きなさいよ。」
保健室の井上、
コイツは俺の元カノ。
一時期盛り上がったけど2人とも冷めて自然消滅。
正直ヤリ目だったから2人ともなんの気まずさもない。
あー、本当に眠い。
そりゃあ…そうだろ。
昨日は家にも帰らなければ女の家にいたし
一晩、女の家にいてねかせてもらえるわけない。
体力も使ったし、睡眠不足だし、コンディション最悪。
やっても楽しくない、ただその行為をやって女の逝った顔をみてるだけ。
どの女も同じ顔してイきやがる。
つまらない…本当につまらない、
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