ライバル-2

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「伊藤様の頼みでしたら、特別にオーダーで注目させて頂くことができます。 違う石で同じデザインですか…。 同じ石の色違いなら置いてあるのですが… とりあえず、どちらかの石の入った気に入った指輪のデザインを探してそれから石を変えてオーダーさせるという形でよろしいでしょうか?」 伊藤様なら特別にって…世の中どうなってんだ。 2人とは少し距離を置いて、店内にキラキラと光ながら展示されている高そうな宝石が埋め込まれたアクセサリーをぼんやり眺めながら話をなんとなく聞いていた。 「真琴、来いよ。」 振り向くとそこには手招きしながら私を見つめる龍之介が店員さんと立ってる。 、
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