ライバル-2

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いや、待てよ。 若干名前も分からないような女と…… 大丈夫、真琴に言われなければ分からない、分からない。 って考えてみれば俺も結構まともになったよな。うん。 目の前にはなんだか納得のいかない真琴の視線が痛いけど。 でも、こんなに体のこといたわって貰えて幸せだなと思った。 家族の誰かに体調とか体とか怪我とかいたわってもらったことないしな。というかまず俺が怪我したことすら毎回知らないし。 まあ今回の場合は糞親父の悪行のおかげでこんなにやせ細ったわけだけど。 あー、まじで許せねー。
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