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電話を切り終わって溜め息を吐く。
「どこか出かけるの?ホテルで1人ぼっちは嫌だから、私…、帰るよ?」
ははは、と笑って真琴の頭を優しく撫でる。
「大丈夫、大丈夫。お前も連れてくから。」
「え…、でも…どこへ?」
首を傾げて、顔を歪ませたアイツ。
「それはついてのお楽しみ。」
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