最高の幸せ

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「綾瀬、久しぶり。」 「おう。久しぶり!」 懐かしくて、綾瀬を見たとき昔のことを少し思い出した。 コイツがいなかったら俺は多分真琴と今付き合ってないと思うくらい俺らのことを助けてくれた。 まあ、多分真琴は最初俺より綾瀬のほうが好きだったし気になってたと思う。 ……多分ね……。 「井上は?」 「体調崩して寝てる。」 「マジ?俺今日井上に会いに来たのに。」 「おいコラ。」 「そういう意味じゃねーよ。」 ハハハと笑ってスルーしようとするコイツの要領の良さ。 腹立つくらい昔と何も変わらない。 「風邪か?」 「いや、吐いたばっかで気持ち悪いらしい。」 「吐いたってもしかして妊娠でもしてんのか~?(笑)」 「………。」 またもや数秒見つめ合う俺と綾瀬。 10秒後くらいに俺はにこりと笑ってやった。 「マジかよぉおおおおおおおぉお!!!」 、
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