ユキ

5/10
前へ
/219ページ
次へ
ガタガタガタンッ! 「あらあら、、、」 変人は床に落ちた少年を見てクスクスと笑った。 「駄目ですよぉ、まだ怪我は治ってないのですから」 変人はベッドから起き上がると少年を抱き抱え寝かせた。 「ちょっと失礼、、、」 変人は少年の瞳を見つめた。 『、、、?』 〈なんだろう?〉 少年は首を少し傾けた。 「あぁ、、、やばいですねあなた。本当に可愛い(*´Д`)ハァッハァッ」 『!?!?!』 「その瞳、珍しいですね♪鮮やかな碧色で、素晴らしいです♪」 変人は少年の頬をペタペタと触った。 「髪の毛も、、、これは地毛なんですか?」 髪の毛の一房を掴み撫でながら尋ねた。その髪はとても滑らかで美しい金色だった。
/219ページ

最初のコメントを投稿しよう!

60人が本棚に入れています
本棚に追加