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おれの背後に現れる暴力の権化。
それは俺のイメージするなかで幼少期最も恐ろしく感じた婆ちゃんに聞かされた怪物の姿。
体はごつく、胸板は分厚い。腕は太く足も太い。顔は厳つく見たものを恐怖に染める。そして頭には2本の角。
そう、鬼だ。
身長は二メートル程と小さめだがまぁ試行錯誤の末この身長になった。
「さて、これで満足か?ミリエム・リエーター。」
「えぇ、やってやろうじゃない!」
『えぇ?逃げた方がいいですよぉ?』
第二幕を始めよう。
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