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神殿、それは破滅の地と言われる最高危険区域の中央に位置するところに存在する建物である。
そこははるか昔、まだ文明が存在していた頃に神を崇めるため、古人が作り上げたものだ。
しかしそれは昔のこと。今ではその神々しく、偉大であった頃の神殿はない。
壁は蔦が這っていて汚く、所々壁に穴があったりと神殿というよりかは魔女の城とでも言った方がいいのかもしれない。
そんな神殿の祭壇なるところに異変が起きた。
光だ。光が満ち溢れていた。
その光は神々しく今の神殿には不釣り合いなのだが誰かこの光を見ていたのならすぐさま頭を垂らしたであろう。
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