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「美味しい?」
「わふわふっ!!」
「そっか
じゃあ私も食べよっと」
食事を食べ終わると私はお風呂に入る為急いで食器を片付けた
「わふ?」
「あ、ここで大人しくしててね」
「くぅーん…」
「今日は本当に色々な事があったな~」
湯船に浸かりながらそんな事を言ってみる
何か変な事がまだ続くような気がしたけどそんなはず無いと振り切りお風呂を出た
「そういえば…」
今更思い出した
あの仔のベッドも名前も用意してない事を
「今からじゃどこも開いてないし…」
「わふ?」
「ごめんね
君の名前もベッドも用意するの忘れちゃった…
とにかく寝る所だけでも作らないと…」
私はその辺のクッションとブランケットを使って即席のベッドを作る
「悪いけど今日はここで寝てくれるかな?」
「くぅーん…」
「本当にごめんね
今日だけでも我慢してくれる?」
「………わん」
その仔はまるで仕方ないとでもいうように吠えベッドに向かう
その姿が何だか可愛くて少し頭を撫でてから部屋を出た
これから起こるおかしな事をまったく知らずに…
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