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今日俺と彼女が来た公園では、 多くの桜が植えられ満開の花が咲き誇っていた。 「きれいな桜ね~」 「でもきれいな桜の根本には死体が埋まってるらしいぜ」 「も~そんなの都市伝説よ嘘にきまってるじゃない」 「いや本当だァァ!!」 そう叫びながら桜の根本からなんと!ゾンビが現れた!! 「キャアァァァア!!」 「おおっと驚かせてすいません、 私は桜井というゾンビです。」 「桜の根本に埋まってて桜井とかまんまだな。」 「はい、私も生前そんな事を言われて桜を咲かせるための生贄として埋められました、 勿論好きな食べ物は桜餅と桜鍋で、 趣味はゲームでサクラ〇戦をやる事、 好きな漫画は桜Tri〇kと櫻〇園と夕凪〇街桜の国。 カラオケでは森山直〇郎や河〇恭吾の「さくら」を歌います。 それにしても貴方の彼女 カ〇ドキャプターさくらみたいにかわいいですね。 実は私、桜だけにチェリーボーイなんですよヤらせて下さい!!」 「いや~!!この人桜だけに頭ん中も真っピンク!!」 「やめろ!!サクラゾンビ!!」 彼女に向かってくるサクラゾンビを思わず突き飛ばすと簡単に倒れ、 朽ちた体は粉々になって風に舞った。 ――まるで満開に咲き誇り散りゆく桜の花びらの様に。
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