23/37
前へ
/440ページ
次へ
「ずっと頑張ってきたんだ。もういいだろ? 老後は静かに暮らしたい。」 木崎のおじさんはそう言って 大祐くんがお休みをしたい日や 小春ちゃんがお休みの日に ちょこーっと仕事に行く程度。 元々の救命の仕事ではなく 総合診療科で何科にかかったら? みたいな患者さんを診察することが多い。 大祐くんも小春ちゃんも、 お互い医療センターや附属病院を辞めて、 隣の病院で働くようになった時には 救命ではなく総合診療科で仕事をしている。 二人とも患者さんからは好評。 咲おばちゃんは自分の子どもたちの事は関心ない。と言って 患者さんからの評価は全然聞く耳を持たず、 とにかく木崎のおじちゃんと一緒で、 いっちゃんとこうちゃんと、美月と壮平と修平の おばあちゃん業に大忙し。
/440ページ

最初のコメントを投稿しよう!

3009人が本棚に入れています
本棚に追加