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「えっ!」 ガバッと勢いよく向かれたのでビビる。 「あ…うん。教習所…やっと予約の順番が来たから… 通いはじめます。」 バイトせずに通い出せるのは幸せな事。 その話を大ちゃんにしたら ヘッドロックを食らった。 「車代は…自分で稼げよ。」 そう言ってバイトを斡旋してくれた。 無資格の俺でも出来る病院内の手伝い。 大した仕事が出来ないので、稼ぎも少額だが 将来の勉強と思えば良いバイトだと思う。 そして、運よく家庭教師のバイトに登録することが出来たので、 火曜日と木曜日の夜に、 小学生の勉強を見に出かけはじめた。 私立の中学をお受験するらしく、 進学塾と並行して…らしい。
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