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「違うでしょ!」 どうやら母親の意図と違ったらしく、 少し思案をしたが、部屋の状況ですぐに気づいた。 体をソファーに向け、 「先日はすみませんでした。 お気持ちは嬉しかったです。お応えすることはできず、 申し訳ありません。」 多分…これでいいはず。 告白しようとしてくれた人に対して 断る時にもそれなりに優しさは見せてほしいと 2人きりの時に言われていたので… 次から気を付けようと…思っていたが こんな直近でこんな場面に遭遇するとは思わなかった。 まぁ…これで満足してくれなかったら、 「あれが俺の精一杯だ。」って言い切る事にしようと思う。
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