愛の確認

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(さて……りさこは帰ったし、校門に行きますかー。) 俺は学校の校門にウキウキな気分で行った。 校門でとくちゃんを待っていると、とくちゃんはすぐにやって来た。 「高岡く~ん。待った?」 「ううん。俺も今、来たとこ。」 「じゃ~行こうか?」 「うん!」 俺はとくちゃんと2日前に約束した喫茶店に向かった。 「ねぇ?、ゲーセン行くよね?」 「えっ!?今日は行かない!」 「え~!!なんで?行こうよ。」 とくちゃんは行きたそうだった。 「……わかったよ。行くよ!だけど、喫茶店行った後、時間があればね!」 「やった!!」 とくちゃんは俺とゲーセンに行く約束をして、とても嬉しそうだった。 「とくちゃんってさー……なんで、最近俺をゲーセンに誘うの?」 俺は前から気になっていたことを聞いた。 とくちゃんと知り合いになり、一緒に帰るようになってから、学校帰り、休みの日でもとくちゃんに誘われ、ゲーセンに行っていた。 「……寂しいからかな。それに高岡くんとゲーセン行ったら楽しいから!」 俺は須賀屋からとくちゃんを紹介された時、とくちゃんのことを少し教えてもらった。 「たかっち!!あのね~、とくちゃんのことだけどぉ~。実は……いじめられてたらしいよん。詳しく知らないんだ。私も最近、友達になったんだよん。とくちゃんに友達いないみたいだから、たかっち友達になってあげて?私もりさも部活で忙しいから。お願いだよん!!」 (なんで、高3のこの時期、部活で忙しいんだよ!!) っと思いながら、俺は須賀屋の願い通りにとくちゃんと友達になった。 「えっ!?……ありがとう。お……俺もとくちゃんとゲームしていて楽しいよ!」 「ほ……ほんとうに?」 「うん!特に……」 「あっ!あれはね……」 俺はとくちゃんとゲーセンのゲームの話しをしながら、喫茶店に向かった。 学校から歩いて15分。 喫茶店『愛』に着いた。
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