第14話

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「慣れだ慣れ。そのうち慣れるだろ」 「ん~。だといいけど…」 「よし、着いた。家入ってゆっくりしような」 「うん。ありがとう」 車から降りると 私達は部屋へと入った。 オーナーに手を引かれ 私は寝室に入るとベッドへ横になり オーナーを見つめた。 「オーナー……この前はごめんなさい…。指輪なんだけど…持っててくれていいから」 結衣さんの唯一の思い出の指輪だもん。 もう、私は平気だよ。 オーナーが傍に居てくれるんだから。
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