「迅雷」

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「なんとか片付いたか…」 黎子の父親が刀を拭くと、納刀する。そして、建物の周囲にはゾンビの死骸の山が出来上がっていた。 「さすがに…疲れたぜ」 弥彦が息をあげている。 「まだ昼前よ!」 笑いながら春菜がつつく。 「あ…」 呆然とする弥彦。 すると、2階の窓から生存者が声を出している。 「おーい!ありがとうよ!今、下にいくわ!」 生存者はそう言うと窓の前から姿を消す。
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