「脅威」

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「華江!」 黎子も駆けつける。 「ごめんなさい…わたし…足手まといでしたね」 涙を浮かべながら華江が呟く。 「しっかりしろ!まだ諦めるんじゃねぇよ!!」 一喝する弥彦。 「そうだ!…華江のおかげでミミズの化け物だって倒せた。私たちには華江の頭脳が必要なんだよ」 「ありがとう…れ、黎子さん!!うしろ!」 黎子の背後にゾンビが立っていた。 「く!後ろをとられたか!」 ゾンビが黎子に掴みかかろうとする。
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