「監獄」

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「知らせるか!」 矢崎は慌てて下へ降り、玄関のドアを勢いよく開いた。 「おい!みんな!!」 「あれ?見張りは?」 七海が尋ねる。 「そんなことより、ビッグニュースだ!!自衛隊の救助がきたぞ!」 「矢崎君!ホントかい!?」 肩に両手を下ろす宮腰。 「ホントだ!俺が目撃した。ライトも光ってた」 「じゃあ、ここを知らせないと!」 吉川が呟く。 「狼煙を焚きましょう。これで、分かるはず!」 宮腰が提案する。 「よし!みんな、庭に出ろ!」 矢崎ら仲間はみんな笑顔が出ていた。 
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