「監獄」

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「けど、調べようにも石ですよ?」 「へ、こういうのってのはだいたい…」 すると力一杯踏んづける。 「ガシャン!」 すると床が少し沈む。 「な、なんなんでしょ…」 驚く吉川。すると、背後の石壁が音を建てて開く。 「え、えぇ…」 「ほらみろ。さ、こんな湿気臭いところさっさと出るぞ」 何事もなかったかのように矢崎が先に扉の先へ行く。 「まるでゼ◯ダの伝説だな…あのマスク男はどんな趣味をもってるのやら」 少し呆れつつも矢崎に続いた。
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