「再開 part2 」

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「ガシャガジャ」 内側より鍵がかけられているようだった。 「やっぱ…閉まってるか」 弥彦が呟く。 「ぶち破ろうか?」 黎子が身構える。 「いや、俺に任せておけ」 智也が工具を漁ってる。 「ど、どうするんですか??」 華江が尋ねる。 「下手にぶち破れば警報がなったりするかもしれない。俺が…」 そう言うと鍵穴に針金っぽいものを入れた。 「ピッキングだ…」 秀悟が驚く。 「これでも鍵開けの心得もあってね…」 数分待つと。 「ガチャリ」 鍵が開く音がする。 「おおっ!」 目を光らす弥彦。 「さ、改めて入ってみようか」 智也がドアを開けて事務室へ入る。 
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