「再開 part2 」

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「大丈夫よ!私は噛まれてない。あなたは大丈夫なの!?」 春菜が呟く。 「だ、大丈夫だけど…」 女性が呟くと、事務所から秀悟らがやってくる。 「生存者か!?」 智也が呟く。 「…だ、誰!?」 さらに怯える女性。 「俺は島智也だ。島建設会社の社長だ。大丈夫か??」 手を差し伸べようとするが。 「いやっ!こないで!!」 智也の手が振り払われる。 「男って…男って…大嫌いなの!!」 女性が応接室から、事務所から出ていく。 「ち、ちょっと待てよ!!」 春菜が追いかける。 「春菜!!」 秀悟が追いかけようとするが。 「男性陣はここで待ってて!!華江、黎子来てくれる?」 「わかった!」 黎子もあとに続く。 「あ、待ってください!!」 華江があとを追う。 「…あの女性、何があったんだろ?」 女性陣がいなくなった事務室で弥彦が呟く。 「さぁ…ただ、男性に対していい印象は持ってないんだろう」 推論する秀悟。 その頃、女性陣はさっきの倉庫にいた。
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