「再開 part2 」

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2分後 「呼んできました…」 1階の倉庫に秀悟、智也、弥彦が降りてくる。 「で、結局どうなったんだ?」 弥彦が黎子に尋ねる。 「とりあえずは、一緒に行くことになった…ただ…」 「ただ?」 切り返すように智也が尋ねる。 「信頼には少し時間がかかる。だから、今はそっとしておいてほしい…」 黎子が呟くと、後ろでペコリとおじぎをする美歌。 「ちなみに、鷺沼さんっていう。ボディガードは私が務めることになった。どうか、理解頼む」 黎子もおじぎをする。 「ま、まぁ…とりあえず一緒に来てくれることだし…ここは黎子の言う通りにしよう」 秀悟は賛成する。 「そうだな。今は女性同士の方が鷺沼さんも安心するだろうし」 智也も頷く。 「ま、まぁ任せますよ…黎子に」 弥彦も賛成する。 形だけではあったが、新たなる仲間、鷺沼美歌を仲間に加えるのであった。
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