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「ウガァァ!」
ゾンビが春菜に飛びかかる。
「こっちくんな!」
横になぎ払いをかける。
しかし、少し怯んだだけで再び向かってくる。
「えっ!?」
突然のことに驚き咄嗟に柄の部分でガードする。
それを押し付けるゾンビ。
「え!?そんな強すぎ…」
一方的に押され、民家の石堀まで押されてしまう。さらに、追い打ちをかけるかのように2体のゾンビがこちらへすごい勢いで向かってくる。
「いや!」
必死に押さえつけててたゾンビを蹴り飛ばすと同時に2発の銃声が轟き、襲い掛かっていた2体のゾンビが倒れる。
「おいおい、大丈夫か?」
拳銃を構えた秀悟がそこにはいた。
そして、止めといわんばかりに日本刀で春菜が蹴り飛ばしたゾンビの頭を日本刀で突き刺す。
「秀悟…ありが…伏せて!!」
咄嗟に伏せる秀悟、その頭上を何かが飛ぶ。
「…ウゥ」
後ろには首に槍に刺さったゾンビがいた。
そして、前には槍を持った春菜がいた。
「油断したらダメなんだから…」
槍を抜くとゾンビは倒れこんだ。
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