「悲運」

9/25
前へ
/365ページ
次へ
「あ、ありがと…う」 立ち上がろうとすると、視線に春菜のパンツが目に入り、秀悟は慌てて視線をそらす。 「ち、ちょっと!!どこ見てんの!?バカ!!」 慌てて隠す春菜。 「…ピンクか。似合ってるじゃん」 余裕たっぷりな表情で立ち上がる秀悟。 「…まったく。次は助けてなんてやらないからね…」 春菜はそう言うとにこりと微笑む。 「なら、後ろを任せるよ」 秀悟が日本刀を構える。 「わ、分かったわよ…前頼んだからね」 再び槍を構え二人は背中合わせになった。
/365ページ

最初のコメントを投稿しよう!

107人が本棚に入れています
本棚に追加