「狩人」

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午後7時45分 嵐川家 玄関の明かりもなく、家にも明かりが見えなかった。 「...ただいま」 秀悟が声をあげ帰宅を知らせる。 すると、リビングから。 「おかえり。みんな。遅かったから心配したぞ」 燭台を持った黎子がエプロン姿で出迎えた。 「あ、あれ?黎子、この服装は?それに、どうして家を暗くしてるの?」 気がついた春菜が尋ねる。 「あ、これか?さっきまで物資や武器の整理をしていてな。暗くしているのは敵に気がつかれなくするため。で、これから夕食を作ろうとしていたのだ」 黎子が説明する。 「ちょうどいいぜ!動きまくってクタクタだったからな!」 弥彦の顔に笑顔があふれる。 「そういえば、スーパーで保護した女性は?」 智也が黎子に尋ねる。 「あぁ、華江と二人でリビングにいる。様子も落ち着いたみたいだ。ま、っこで話すもなんだし、リビングに行こうか」 黎子が先にリビングへ戻る。 「...とりあえずリビングに入ろう」 4人はリビングに入った。
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