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「みんな、決まったみたいだね…」
食事のあと、各自がどの銃を持つか決めあった。
とはいえ、秀悟、弥彦、春菜、智也は店で決めてあったが。
華江はグロック17
美歌はトカレフTT33
秀悟はグロック17とベレッタF92
弥彦は年代物のマスケット銃とルガー
春菜はコルトガバメント
智也はS&W m1917とベレッタm8000
光輝はショートバレルショットガン
(レミントンM870モデル)ベレッタF92
黎子は矜持として持たなかった。
「まるで軍隊だな…」
弥彦が呟く。
「だが、このくらいあれば万が一でも安全だな。それに、ボックスにまだ残ってるし、敵が攻めてきても大丈夫そうだな」
ガハハハハと豪快に笑う智也。
「そんなフラグみたいなこと言わないでくださいよー社長!」
笑いながら弥彦がツッコむ。
「…では、俺がレクチャーする。使い方の分からないやつは蔵の前に来てくれ」
光輝の呼び掛けに美歌、華江がついていく。
だが、そんな時、血に餓えた狩人が研究所からジープに向かって歩いているのを誰も知らなかった。
檻に入れられた何かを引き連れて。
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