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午後9時 嵐川家 リビング
拳銃のレクチャーが終わり、リビングでは美歌、智也、弥彦、華江、黎子がくつろいでいた。
「それでね、その男ってばマジ最低だったんよぉ...」
下着姿にワイシャツ1枚という格好で、リビングのソファで美歌が缶ビールを飲みながら呟く。ワイシャツの間からは豊満な胸の谷間が覗いていた。
「そ、そうっすね。いゃあ、ホントけしからんですなぁ!ハハハハハハハ!」
ちらちらと谷間に視線を向ける弥彦。
「は、はぁ...美歌さんも大変ですね」
呆然と話を聞く華江。
「でしょー!ねぇ、そう思わない?智也くーん」
美歌は隣にいた智也に顔を近づける。
「そ、そう思うけど...み、美歌さん...近いです...」
必死に離れる。
「なによぉ...素直じゃないわね...せっかくいい男なのに...もっと見てよ?ねぇ...」
そう言うと美歌はワイシャツのボタンを外そうとする。
「ま、待て!俺には妻と息子がぁ!」
慌てふためき目を隠す智也。
「おおっ!美歌さん!サービスいいっすね!!」
思わず反応する弥彦。
「あ、あわわわわわわ!!」
華江があわてて美歌の行動を止める。
「美歌さんこんなキャラだったんだな...」
フッと笑いながら黎子は楽しそうな4人を見ながら日本刀を磨いていた。
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