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話し合いの結果、作戦行動のグループが分けられた。
非常用無線を確保するグループは秀悟、春菜、華江。
タケミカツチを追うグループは三和、光輝
怪物に対して遊撃をするグループは黎子、智也、弥彦
そして後方支援は美歌、巧だ。
他に三和さんには作戦指揮、巧には応急処置を担当してもらった。
「怪物の遊撃は、黎子と智也、弥彦にお願いしたい」
秀悟が呟く。
「よし!!怪物は任せろ!!俺様が殲滅してやるぜ!!」
弥彦が張り切る
「張り切るのはいいが大怪我だけはするなよ」
笑いながら肩を叩く弥彦。
「大丈夫ですよ」
弥彦が呟く。
「任せな。あんな気持ちの悪い奴らにこれ以上好きにさせない。傷の借りは返させてもらう」
黎子が呟く。
「タケミカツチを追うのは三和さんと司馬に頼みたい。というよりは志願されたので…」
秀悟が呟く。
「うむ。あいつは我々が捕まえなければならない。だから、俺に任せて欲しい」
三和が胸に手を当てる。
「...あいつに復讐する。それだけでいい」
光輝が呟く。
「で、後方支援には美歌さんと先生にお願いしたい」
秀悟が美歌と巧を見つめながら呟く。
「分かったわ。戦うのは苦手だけど雑用は任せて!」
ガッツポーズする美歌。
「応急処置だね?少しくらいの怪我なら任せてほしい。あとは援護射撃とかもできればいいのだがライフルの弾丸が…」
腕を組む巧。
「俺の荷物に少しならある使ってくれ」
三和がジープから運んできたボックスを指差す。
「すみません。助かります」
こうして、おおよその役割が決まり、次は武器類の調整に入ろうとしていた。
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