「混沌」

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「ナイフだ」 秀悟が拾う。 「しかも、そこら辺に売っているようなナイフじゃなさそうだ。特殊部隊とかが持ってるような代物ね…」 刃の部分を観察する黎子。 「もしかしたら、そこの自衛隊員の物かも知れない」 刃の下部分に「O.Rと刻まれていた」 「あぁ…となると殺傷力は高いだろう…」秀悟はナイフを自分の得物とした。 「…行こう。武器がまだ必要だ」 二人は教室をあとにし、2階へ向かった。
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