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「バーン!」
「アゥ…ゥ」
黎子を襲ったゾンビは力なく倒れた。額には風穴が空いていた。
「ハァ…ハァ…これが拳銃か」
黎子が前を振り向くと、拳銃を構えていた秀悟がいた。
「…助かったぞ。ありがとう」
「ぶ、無事でよかった…」
始めて拳銃を撃った衝撃が大きかったのか秀悟は冷や汗をかいている。
「どうやら、拳銃は君が持ってた方がよさそうだな」
にっこりと微笑む黎子。
「…すみません。けど、もう大丈夫です。華江、大丈夫か?」
「へ、平気です…」
「みんな無事なようだ。新手が来る前に急いで道場に向かおう」
3人は足早に階段へ向かい、道場に向かった。
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