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弥彦と春菜が脱出して1分後
「弥彦も春菜は無事だろうか…」
武器の支度をしながら秀悟は呟く。
「彼なら問題ないさ…」
黎子がフォローする。
「…あの、外の様子が」
自ら偵察を引き受けた華江が戻ってくる
「どうだった?」
秀悟が尋ねる。
「それが…さっきのゾンビ達が消えて…グラウンドのあちこちに変な穴ができていたんです」
「穴?」
「えぇ…それも中々デカイ穴が…」
「…」
黙る秀悟
「秀悟が…急ごう。少しマズイかもしれない」
黎子が支度を済ませる。背中には薙刀と予備の木刀があり、右手にも木刀を持っている。
「そうだな…のんびりしてられない」
秀悟は右手に素振り用の木刀。背中に2本木刀を背負い、懐には拳銃がある。
支度を済ませた3人は道場を後にした。
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