「対峙」

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「ったく、秀悟のやつ。デレデレしやがって」 弥彦がニヤニヤしながら二人を見つめる。 「…あ、赤城先輩」 華江はきょとんとしていた。 すると、背後で。 「グギョォォオ!!」 巨大ミミズが最後の力を振り絞ってこちらに向かってくる。 「キャァァァァ!」 叫ぶ華江。 「くそっ!ここまでか…」 覚悟を決める弥彦。 「しぶといぞ!」 秀悟が銃を取り出そうとすると。 「ドンッ!!」 けたましい銃声が響く。
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