「安息」

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「そーっと…そーっと」 その頃、弥彦と秀悟は屋根を伝って露天風呂に近づいていた。 「…弥彦、俺はバレても知らんからな」 「お前だって同罪じゃねえかよ…このムッツリスケベ!」 「はいはい…で、目的地までは?」 秀悟が尋ねる。 「俺の勘に狂いが泣ければあと少し…」 と、進んでいると煙が見えてくる。 「お!あそこだ!行くぞ!秀悟!!」 気合い満々で近くに行く弥彦。 「ホント、こんな時に何やってるのやら」 自分でも呆れながらも、春菜のボディを見てみたいという好奇心から秀悟は弥彦の後をついていく。
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