「安息」

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「おほっ!やってるのぉ」 完全にスケベ親父な顔になっている弥彦。 そのやや後ろ横で秀悟が…ぼんやりと様子を見ていた。 「…春菜、けっこうデカイな。黎子と華江のは煙でよく見えないけど」 内心ではドキトキしていた。 「…昔は小柄だったのに…人の成長ってのは…」 思想にふけていると。 「ドワー!!」 弥彦が叫び声をあげて屋根から落ちた。 「ドボン!!」 そして、露天風呂に落ちた。 「…俺は…関与しなかったことにしよう」 秀悟はそそくさと屋根を伝い部屋へ戻った。
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