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「お前さ、他のヤツの前でそんな顔すんなよ?」
呟く言葉と共に、壁に押し付けるようにして唇を奪う。
「んぅっ!?…んんっ、ハァ……」
ずり落ちないように腰を引き寄せて耳元で囁いてやる。
「これが『壁ドン』ってやつだよ。満足したか?」
ただしオプション付きの、と心の中だけで付け足す。
言うと怒ったように少しムッとして、しかし恥ずかしいのか耳まで真っ赤にしてまた俯いて、俺の胸を軽くこぶしで叩いた。
かわいかったから抱きしめて、額にもう一つ、キスを落としてやった。
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