こうなることは予期していた。

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入りたい気持ちは最初からあるんだ。だけどそれはもうできない。理由はあるんだ。その理由を話せればどれだけ楽かわからない。こういうのはどうだろうか? 「大会でないことを条件なら入ってもいいぜ。」 2人はきょとんとした。 「はいってくれるの!?」 つくねさんが嬉しそうな顔をみせる。 「やったー。俺の友情がホッピーに通じたぜ!」 絹傘も嬉しそうだ。 「明日から参加するから、今日は帰るな。」 自分自身部活で走れるのは嬉しいことだ。 「なにいってんの?今日からだからね。」 つくねさんの口調が少しとげのある言い方をしてきた。どうしたんだ、急に。 「言ってなかったけど中学の時あんたに憧れてたんだから。それとね部活モードになるとこんな風になるから。」 つくねさんはさらっと凄いことを言いだした。俺に憧れてただと・・。しかも部活になると性格も変わるのか。おもしろいな。でも 「道具もってないし。今日からはやめとく。」 俺がそういうと、間を置かず絹傘は 「ことわざで初志貫徹ってのがあるだろ。だからな行くぞ!」 なんでお前が気合いはいってるんだよ!とは思うが初志貫徹ってのはいい言葉だ。 「よし行くか。なんかありがとな。」 俺は感謝していた。素直に気持ちを伝えられたのは自分でも驚きだ。
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