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それでも俺はやってない!!
あれから3ヶ月。
俺には大事な仲間ができた。俺が桃太郎なら今頃、鬼のいる鬼ヶ島に行ってるころだろう。
ってそんなことはどうでもいいから誰かこの状況をなんとかしてくれ。仲間だと思っていたみんなが今は俺をにらんでいる。
「それよりさぁー、俺まじで何もしてないぜ!谷口くん。」俺はそれを言うのが精一杯だった。
「 嘘つくなや!!ホッピーがやったの見たんだからな。」
残念ながら、谷口くんはホッピーことこの俺を犯人だと疑っているらしい。どうしてこんなことになったんだろうか。
俺が名探偵なら自分が無実なことを証明できるのに。自分に力があれば、、
もし俺が谷口くんのパンを少しくらい食べていたとしても ・・・もし食べていたとしてもこれぐらい許してくれよと思ってしまう。
「証拠があれば谷口くんの菓子パンを倍にして返すよ。」俺は自信をもって言い放った。
谷口くんの証言は証拠不十分で可決されないだろう。俺は何かわからないが頭のなかで難しい言葉を並べ言い訳をしている。
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