それでも俺はやってない!!

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「俺はこの目で見たんだ。ホッピーが本当のこと言えば今ならデコピン3発でゆるす!!」 谷口くんは俺に対して妥協案を出してくる。ただ、谷口くんのデコピンはマジで痛い。例えるなら、、、俺のボキャブラリーではその痛みをどう伝えればよいかわからない。とにかく痛いんだよ!! 「星くんはそういうことしない。私、信じるよ。」 つくねさんが急に話に入ってきた。正直空気読めないやつだなと思ってしまった。ただ入学式のあの事件せいでまともに話せない俺はスルーすることを選択した。そうしていると、またつくねさんが喋りだした。 「星くん。そんなことしないよね?」 とても綺麗な眼差しで俺を見つめてくる。俺が本当にやっていたら、罪悪感に苛まれ自白することだろう。だが、本当に菓子パンを盗っていない。 「俺はやってない!犯人ならもうわかっている。」 俺は犯人がわかっている。この言葉に嘘偽りはない。ただ動機がわからない。今の俺って名探偵コ●ンみたいじゃないか?と今思っている。 「今ならデコピン3発で済むぜ。颯斗。俺と颯斗を間違えたのは身長とか髪型が少し似てるから、だろ?更に言えば日頃の行いの悪さかな。ただ颯斗の動機がわからない。」 色々あった結果、俺は日頃の悪さのせいでデコピンされてしまった。 それでも俺はやってない!!
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