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今日はまず、札幌駅南口の百貨店でサチと合流する。 そして、18時に勤務を終える結月の到着を待ち、愁斗との待ち合わせ場所である“手稲駅”へと向かう予定となっていた。 南口の百貨店前は、土曜日の夕方とあって、私たちと同じように待ち合わせをする人で溢れている。 その中で私は、チェック柄のミニスカートを穿いたサチの姿を見つけた。 「サチ、お待たせ!」 数十メートル先から声を掛けると、サチは私に気付き嬉しそうに手を振り返す。 私は笑顔を作り、笑美を浮かべている彼女の元へと向かった。 「キャー、笑美!!ホント久しぶりぃ! こうやって会うの、卒業式以来じゃない!?」 サチはテンションが上がり、私の肩をバシバシと叩く。 彼女の行動に苦笑しながらも、私はサチを誘導し、待ち合わせ場所である百貨店の中へと入っていった。
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