始まりの召喚

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━━こんな腐りきった世の中なんて綺麗サッパリ滅んでしまえば良い…━━ 少年は常日頃からそう考えていた 高校に入学するも、周りのクラスメイト達に馴染めず、2ヵ月と経たぬ内に不登校となった少年は、今日も学校へは行かずに街中をブラ着いていた 平日の街を行き交うのは仕事途中の人々や、主婦、老人、そんな『普通』の人々に混ざって自分の同族もチラホラ… ??「チッ…!ハァ…ッ!」 全くと言って良い程、代わり映えの無い街並みに少年は舌打ちと溜め息を繰り返すばかりだった
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