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自宅アパートに帰宅する前にコンビニに立ち寄り、週刊誌を立ち読みで堪能してから買い物カゴに飲み物とカップ麺と弁当を放り込み、レジで手早く精算を済ませると帰路に着いた
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楽詩はアパートの一階の端にある自室の扉を開けると、玄関で靴を脱いで居間に上がり部屋の中央に置かれた四角い机の上にコンビニ袋と図書館で借りてきた古びた本をドサリと乱暴に乗せた
楽詩「ハァ…疲れた…!
汗臭いし、先にシャワーでも浴びるか…?」
そう決めると狭い脱衣所で服を脱ぎ捨て、サッとシャワーを浴び始めた
今日の嫌な出来事も汗と共に流れ落ちていくようだ…
楽詩はスポンジで体を隅々まで洗いながら、ふとその手を止めると左手首に視線を落とした
そこには無数の切り傷が刻み込まれており、楽詩がリスカの常習癖を持っている事が窺い知れた…
楽詩「そういや、最近…切ってないな…?」
楽詩はそう呟くと、カミソリを右手に握ってその鋭利な刃を漠然と眺める…
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