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「なに? あの青い球みたいなの……」
遠い空に浮いている謎の青い球。
私はただ見つめるしかなかった。
球はどんどんコッチに向かってることに気付いた。
ものスゴいスピードだ。
近くまで来るのに3秒も掛からないほど、一瞬で私の元に迫ってきた。
そしてその時になって気付いたが、その青い球はものすごく大きかった。
私を包まんとするばかりに大きい、巨大な青い球。
「Σひっ…!!!」
私は猛スピードで迫ってきた青い球に驚き、その場でしゃがみこんだ。
青い球が丁度真上を通過し、その場から遠くへ離れて行く。
「…なっ…何なのよっ…一体…っ」
通り過ぎた青い球を再び眺める私。
何が何だか分からなかった。
なんなのこれ…なんでこっち向かってきたのよあの青い球…なんか恨み?…通り魔?
もうなんにせよこんなオカルトみたいな体験イヤだ。
早く帰ろうっ…。
私は落としたスイカバーに構うことなくココから早く離れる為立ち上がり、再び家に向かおうとした。
その瞬間
今度は大きな赤い球が猛スピードで私の元へ飛んできて
私は
その赤い球にぶつかった。
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