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近藤部長を慕っていた秋人は
神成支社長から打診された
海外勤務を断った。
自分たちの駒に
ならなかった秋人に
神成支社長が与えたのは
過酷な業務だけじゃない。
毎晩のように繰り返された…
淫らな宴。
お酒が苦手だった秋人に
無理やり飲ませ、
女たちに弄ばせる。
けれど壊されて行く中で
必死に秋人が自分を
見失わないように
しがみついていたのは
…私に対する愛情だった。
手帳に何度も記されていた
ひとつの言葉。
『俺は、奈緒を愛してる』
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