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その頃スタジオ椿では。
すみれ「まろみは?」
かな「さぁ、
最近よくいないね。
今日も朝から出掛けたみたいだけど?」
すみれ「まさかこの街に完全に馴染んだとか?」
かな「それはまずないわね」
すみれ「まあ別にいいけど、
少しずつなれればいいわ。
あの子はいろんな意味で期待してるからね」
かな「まろみに何をさせるつもりなのすみれ?」
すみれ「守ってほしいの。
そして変わって欲しいわね」
かな「守ってほしい?」
すみれ「もし私が今ココで危険な研究をしてると他の組織に知られたらココも安全とは言えないし、
すぐに目も付けられるでしょ?外部の組織がこのアキバの街を占拠しに手を出そうとしてるって話も耳に聞いたわ。
私は今のこの街が好きなのよ。
いろんな人達がいていろんな夢が詰まったこの街が。
最近かなも見てわかる通りこの街の風紀は乱れてるわ。
今のこの街は前みたいに楽しくなくなって来ているわ。
今のまろみはただ人を制圧するだけでしかない鬼にしか見えない。
だからこの街でたくさんの事、
ここでしか学べない事を経験して欲しい。
あの子ただしつけるだけでわかる子ではない、
あんな姿にしたのも他の人の気持ちもわかる人間になって欲しい為。
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