居酒屋まるの花見狂想曲

7/67

12642人が本棚に入れています
本棚に追加
/67ページ
「花見なんぞどこがいいのかわからん。」 ミハイさんは興味がなさそうだ。 吸血鬼、夜行性だろう? ああ、でも、花に興味があるようには思えないからそんなものか。 「ああ、気を使わないで済むお花見したぁい。」 「肉が思う存分食える花見がいいなー。」 珠美さんはともかく。 木戸。 花見の必要性が感じられないんだが。 「「あ!」」 ぼやいていた二人が、同時に反応。 顔を見合わせ、そして俺を・・・俺を見る?うん? 「お花見しましょうよ、泉実ちゃん!」 「料理作って持って行こう、泉実さん!」 は? 「泉実ちゃんを囲んでの、このお店主催のお花見宴会開きましょうよ!」 ええっ!?
/67ページ

最初のコメントを投稿しよう!

12642人が本棚に入れています
本棚に追加