12642人が本棚に入れています
本棚に追加
/67ページ
「花見なんぞどこがいいのかわからん。」
ミハイさんは興味がなさそうだ。
吸血鬼、夜行性だろう?
ああ、でも、花に興味があるようには思えないからそんなものか。
「ああ、気を使わないで済むお花見したぁい。」
「肉が思う存分食える花見がいいなー。」
珠美さんはともかく。
木戸。
花見の必要性が感じられないんだが。
「「あ!」」
ぼやいていた二人が、同時に反応。
顔を見合わせ、そして俺を・・・俺を見る?うん?
「お花見しましょうよ、泉実ちゃん!」
「料理作って持って行こう、泉実さん!」
は?
「泉実ちゃんを囲んでの、このお店主催のお花見宴会開きましょうよ!」
ええっ!?
最初のコメントを投稿しよう!